Ubutu 18.04.4 LTS のネットワーク周りの各種設定 (固定 IP かつ proxy 環境用)
0. まえがき
長らく Ubuntu 16.04 LTS を使っていましたが,先日納品された新しいサーバが Ubuntu 18.04 LTS でした.IP を固定するべくいつも通りに /etc/interfaces に設定を記したものの,ifconfig したらきちんと IP が設定できていない...!どうやら Ubuntu 18.04 では netplan を使ってネットワークの設定をする模様.この辺りの設定が分からず少し苦労した (実際は DNS 設定のための resolv.conf が原因だった) ので忘備録を残しておきます (計算機の設定初めてという人でもこのページだけ見て設定できるように必要以上に丁寧な記述を目指しています).proxy 関係のことやその他の項目はググればそれぞれすぐに出てきますが一つどころに纏まっているサイトが見当たらなかったので纏めておきたいと思います.昨今の環境構築は Docker が多用されると思いますので Docker の設定についても書いています.
以降 [] で囲まれた箇所はご自身の環境にあわせて書き換えてください.予めマシンに設定する IP アドレスとプロキシサーバの IP アドレスは調べておいてください (分からない場合はシステム管理の人に聞きましょう).また,追記と書いているファイルが存在しない場合は新規作成してください.なお,トラブルなどは保証できませんので,ご自身の責任で参考になさってください.
1. 全体設定
IP アドレスの設定
/etc/netplan/ 以下に .yaml 形式のファイルを作成する (自分は 01-netcfg.yaml 作成)
ファイルを作成したら下記の内容を記述.
インタフェース名は下記のコマンドで取得可能
proxy 関係の設定
/etc/environment に追記 (プロキシサーバの IP アドレスはシステム管理の人に聞きましょう)
/etc/apt/apt.conf に追記
Docker 用設定
/etc/systemd/system/docker.service.d/http-proxy.conf 作成して下記を記載
下記のコマンドを実行
2. 個人設定
proxy 関係
wget
自分のホームディレクトリ直下に wgetrc を作成 (vi ~/.wgetrc でオッケー) して下記を記載
pip
自分のホームディレクトリ直下に .pip ディレクトリを作成する.その中に pip.conf を作成して下記を記載
GitHub
下記のコマンドを実行する
その他の設定 (オプション)
フォルダの英語化
下記のコマンドを実行 (ダイアログが出るので許可する)
sudo なしで docker コマンドを使う
下記のコマンドを実行